ペルソナ5 ザ・ロイヤルの感想

注意!この記事にはペルソナ5 ザ・ロイヤルのストーリーのネタバレが含まれています!!

もしあなたが、セブルス・スネイプはハリー・ポッターを守るために二重スパイになっていたことや、ルナリアンは人類の祖先であることや、マン博士はクーパー達を裏切ることや、阿万音鈴羽の父親は橋田至であることや、ブチャラティは肉体的に死んでいる状態で戦っていたことや、ベルリとアイーダは実の姉弟であることや、仏師は修羅と化して怨嗟の鬼になることや、ラダゴンとはマリカであることや、青井葦人はFWからSBに転向することや、アストラ号は地球から人類の移住先である惑星アストラを目指して航海していたことや、「名もなき男」が空港で戦ったのは将来の自分自身であることや、イゴールは何者かに囚われていてプレイヤーの前にいるのは偽物であることを知らないのなら、ネタバレを回避するために今すぐブラウザバックしてください。

めちゃくちゃ面白かった。

ストーリーはいい感じにまとまってると思う。二学期のラスボスはムキムキの政治家と戦うことになり、三学期は最後に殴り合いをすることになり、まるで別ゲーをやっている気分になった。

戦闘バランスは、オクムラ・パレスのボスはだいぶ苦戦したけど、後半の敵やボスは弱点属性が無かったり状態異常も効かなかったりするのが多く、クリティカルお祈りしながら単体攻撃を延々やる単調な作業になってた感がある。そう思うと、バトンタッチを駆使するオクムラ・パレスは良ボスだったのかもしれない。

BGMはとても良かった。BGMだけでもプレイする価値がある。基本的にペルソナ5の戦闘曲はノリノリで明るいものが多いだけに、Rivers In the Desertの演出がかなり刺さった。意図してるのかは知らないけど、通常戦闘BGMやチャンスエンカウント時のBGMはサビに入るあたりで総攻撃になることが多く、上手いな~と思う。

魅力的なキャラクターも多かった。とくに カロリーヌとジュスティーヌ が好きで、ポジションがポジションだけに特別な関係になるのはまあ無理だろうなと思ってたけどストーリー終盤で突然合体して別のキャラクターになったのは残念だった。というか「何者かの悪意によって2つに引き裂かれた」って何?むしろ10回くらい双子と特別刑務やっといて急に「ごめん今までは仮初の姿で本当はこっちね」って双子消滅させて新キャラ出すほうが悪意あるだろ。もうね、アホかと。問い詰めたい。この仕様を考えた人を小一時間問い詰めたい

色々あったけど、UIや演出が豪華だからプレイしていて飽きないし、本当に良いゲームだったと思う。パレスのギミックもう1回やるのがダルいので2周目やるかは迷ってる。