ウマ娘や、某配信者がウイポをプレイしていた影響で競馬に興味を持った。
そして、クラシック一冠馬はその後の古馬G1をどれくらい勝っているのかが気になったので、調べてみた。
レギュレーションは以下の通り。
- 1984年から2021年に、クラシック(皐月賞、東京優駿、菊花賞)を1つだけ勝った馬が古馬G1を勝った回数を集計する
- 海外G1も含む
- G1昇格前のレースは含まない
- 2022年のG1成績は含まない
- 同じ馬が同じG1を複数回勝ったら回数分カウントする
- クラシックレースを勝った後、怪我などで出走機会がなかった馬も母数にカウントする
サマリー
まず、クラシック一冠馬がどれくらいいるのかをレース別に示す。
皐月賞 | 東京優駿 | 菊花賞 | |
---|---|---|---|
頭数 | 22 | 27 | 28 |
ダービーや菊花賞に比べると、皐月賞は数が若干少ない。
皐月賞を勝った馬は他のクラシックも比較的勝っている。
次に、クラシック一冠馬が古馬G1を勝った回数とその平均を示す。
皐月賞 | 東京優駿 | 菊花賞 | |
---|---|---|---|
G1勝数 | 18 | 12 | 29 |
頭数 | 22 | 27 | 28 |
平均 | 0.82 | 0.44 | 1.04 |
菊花賞一冠馬が平均1勝以上と、かなり優秀な成績となった。
では、菊花賞一冠馬は、条件が近い天皇賞(春)の勝鞍が多いのではないか?
それを確かみてみるために、勝ったレースの内訳を集計した。
レースの内訳
皐月賞 | 東京優駿 | 菊花賞 | |
---|---|---|---|
1位 | 天皇賞(秋):4勝 | 天皇賞(秋):4勝 | 天皇賞(春):14勝 |
2位 | 有馬記念:3勝 | ジャパンカップ:3勝 | 有馬記念:5勝 |
3位 | マイルCS:3勝 | 安田記念:2勝 | 宝塚記念:4勝 |
予想通り、菊花賞一冠馬は天皇賞(春)の勝数が最も多く、29勝中14勝と約半数を占めていた。
皐月賞とダービーはともに天皇賞(秋)が最も多く、3位にマイルG1が入った。
スプリントG1、ダートG1、エリザベス女王杯はいずれも0勝となっている。
馬の内訳
皐月賞 | 東京優駿 | 菊花賞 | |
---|---|---|---|
1位 | テイエムオペラオー:6勝 | ウオッカ:5勝 | キタサンブラック:6勝 |
2位 | ダイワメジャー:4勝 | スペシャルウィーク:3勝 | マヤノトップガン:3勝 |
3位 | エフフォーリアとヴィクトワールピサ:2勝 | (多数):1勝 | メジロマックイーン:3勝 |
1位はいずれも7冠馬。
おまけ 三冠馬の古馬G1成績
三冠 | |
---|---|
G1勝数 | 13 |
頭数 | 5 |
平均 | 2.60 |
1位 | 有馬記念:6勝 |
2位 | ジャパンカップ:3勝 |
3位 | 天皇賞(春)と宝塚記念:2勝 |
平均2.6勝している。
三冠馬凄いってね、また一つ確信させていただきました。
天皇賞(秋)は1勝もしていない。
5頭中2頭は遠征で出走しておらず、3頭は1番人気で負けている。
まとめ
今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。